海自潜水艦と民間商船とみられる船が衝突、船に損傷なし=官房長官

[東京 8日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は8日午後の会見で、同日午前10時58分ごろ、高知県足摺岬沖で海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」と民間商船と思われる船舶が衝突したと発表した。

加藤官房長官によると、民間船舶の船体にダメージはないとの情報が海上保安庁に入っているという。

ただ、民間船舶の船籍や形態、人的被害など詳細については言及を避けた。

一方、東京都が同日の新型コロナウイルスの感染者数を276人と発表したことに関連し、「医療提供体制の状況は、依然として厳しい」と指摘。緊急事態宣言の解除は、総合的に判断していくと述べた。

また、同宣言を解除した後、まん延防止等重点措置が発令された場合の時短協力金の金額については、感染状況などを勘案して検討していくとした。

刑務所内でのコロナ感染者数が増加している点に関連して加藤官房長官は、感染者が全国で刑務所職員99人、受刑者248人の計347人に上っていると説明。横浜刑務所、千葉刑務所など3カ所の矯正施設がクラスターとして認定されていることも明らかにした。

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