米国務長官、イラク首相と電話会談 ロケット弾攻撃巡る情報収集中

[ワシントン 16日 ロイター] – 米国のブリンケン国務長官は16日、米軍が駐留するイラク北部の基地に対するロケット弾攻撃を受け、イラクのカディミ首相と電話会談を行った。プライス国務省報道官が明らかにした。

15日に発生した攻撃では、民間業者1人が死亡したほか、米軍兵士1人を含む5人が負傷。広く知られていないグループが犯行声明を出したが、一部イラク当局者は、このグループはイランとつながりがあるとの見方を示している。

プライス報道官は、イラクとともに米国はこの攻撃に対応する権利を留保すると表明。ただ、実際に何が起きたのか把握する前に報復について言及するのは尚早との考えを示した。

ホワイトハウスのサキ報道官は記者会見で、政府はこの攻撃に「憤りを覚えている」とし、「イラクのパートナーとともに、誰が攻撃を行ったのか情報を収集している」と述べた。

関連記事
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]