フランス、ドイツ国境付近でコロナ対策強化 変異株の感染拡大

[パリ 25日 ロイター] – フランス政府は25日、ドイツとの国境付近で新型コロナウイルス対策を強化すると発表した。

ドイツと国境を接するモゼル県で南アフリカ型の変異株の感染が急増していることが理由。

仕事とは関係のない理由で国境を超える労働者は、PCR検査の陰性証明書の提示が必要となる。在宅勤務も強化する。独仏の警官による共同パトロールを拡大する可能性もあるという。

同県でのワクチン接種を急ぎ、検査を増やす方針も示した。

フランス政府は全土ロックダウン(都市封鎖)の再導入に難色を示しているが、一部の地域で感染対策を強化している。

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