イラン、EU・米との会合不参加と表明 「適切な時でない」

[ドバイ 28日 ロイター] – イラン外務省報道官は2月28日、米国およびイラン核合意に参加している主要国との非公式の会合に参加しない考えを示した。

イランのメディアによると、報道官は「最近の米国や欧州3カ国(英仏独)の行動を踏まえると、EUが提案した非公式会合を開く適切な時ではないと考える」と述べた。

米ホワイトハウス報道官はイランの返答に失望しているとコメントした。その上で、引き続き有効な外交手段を使い、状況を進展させるため主要国と協議するとの方針を示した。

非公式会合は、欧州連合(EU)がイランに参加を打診し、イラン側は検討する考えを示していた。米政権も核合意復帰に向けイランと対話する用意があると表明していた。

ただ、核合意の復帰を巡っては、米国とイランの意見の隔たりが大きい。イランは、米国がまず制裁を解除すべきだと主張。米国はイランが核合意を順守することが条件だとしており、双方の溝は埋まっていない。

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