米国立衛生研、コロナ血漿投与の臨床試験を中止 効果期待できず

[2日 ロイター] – 米国立衛生研究所(NIH)は2日、新型コロナウイルス感染症から回復した人の血漿を、軽度から中等度のコロナ感染症患者の治療に利用する臨床試験を、効果がない公算が大きいとの理由で中止したと発表した。

NIHの中止決定は外部の監視委員会のデータに基づいて行った。分析によると、回復者の血漿投与から15日間以内で、緊急治療、入院、死亡の患者の割合に有意な差は確認されなかった。

回復者血漿を利用した国際的な臨床試験も、効果が認められなかったとして2カ月ほど前に打ち切られている。またインドとアルゼンチンで行われた試験でも、回復者の血漿を重症患者に投与したが、効果がなかったことが分かっている。

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