米下院委、ネット大手のニュース業界支配巡り公聴会 MSも出席

[ワシントン 9日 ロイター] – 米下院司法委員会の反トラスト小委員会は12日、フェイスブックやアルファベット傘下のグーグルなどインターネット大手によるニュース業界での支配力拡大を巡る公聴会を開く。

報道関係者3人に加え、マイクロソフト(MS)のブラッド・スミス社長が証言する。

ソーシャルメディア企業はユーザーの関心を集めるのにニュース記事を利用しているが、広告収入を十分に共有していないと報道機関から批判を受けている。

12日の公聴会で証言する報道関係者は、メディア大手ニューズ・コーポレーションや米紙「USA Today」などが加盟するニュースメディア連合(NMA)のトップ、デービッド・チャバーン氏、全米放送事業者協会とグラハム・メディア・グループを代表するエミリー・バー氏、記者労働組合「NewsGuild-CWA」トップのジョナサン・シュレウス氏。

議会では、小規模報道機関がネット大手と交渉しやすい環境を整え、収入を増やせるようにする超党派の法案が近く提出される見通し。

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