中国、海警法めぐり「交渉」呼びかける 日本側の「危害射撃」警告で
中国当局が2月1日、海上警備にあたって武器使用を認める「海警法」を施行した。政府が同月下旬、これを念頭に海上保安庁や自衛隊が「危害射撃」を行う可能性を示唆したことを受けて、中国当局は「問題があれば交渉するよう」と態度を軟化した。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)14日付は、日本政府の情報筋の話を引用して報道した。
それによると、中国当局は2月下旬、尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近で活動する海上保安庁の巡視船や漁船への武器使用や強制排除を「自制している」と日本側に通知した。その一方で、中国当局は、日本側の艦船が接続水域を含む尖閣諸島周辺の水域に侵入することを引き続き阻止していくと表明した。
VOAによると、専門家らは、中国当局が日本政府に海警法の執行方針を知らせた目的は、偶発的な衝突の発生と事態の悪化を回避するためにあると分析。
関連記事
中国河南省が幹部に率先して有給休暇を取るよう求め、観光や交通の割引を組み合わせた消費刺激策を発表した。ネット上では、収入減や雇用不安が続くなか、休暇だけでは消費は伸びないとの声が上がっている
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
「被災地を映すな」「真相を話すな」中国・広西の洪水から約1か月。住民のライブ配信を制限し、救助隊の動画は削除、決壊ダム周辺を封鎖し、救援テントまで撤去した。現地取材で見えてきたのは、災害の陰で進む情報統制の実態だった
中国の国有企業で、一般社員への身辺調査が拡大。親族の勤務先や海外渡航歴、小学校からの学歴まで会社へ報告を要求する
14回も未払い賃金の支払いを求めた末、爆発事件を起こした中国の30代男。ところが当局が真っ先に消したのは、事件の背景を伝える記事や情報だった。ネットでは「第二の楊佳」との声も。中国当局が本当に恐れているものとは何なのか