タンザニア大統領が死去、当局はコロナ感染説否定

[ナイロビ 17日 ロイター] – タンザニアのジョン・マグフリ大統領(61)が17日、死去した。サミア・スルフ・ハッサン副大統領が同日明らかにした。

副大統領は、死因は10年来の心疾患と説明。現在埋葬の準備を進めているとし、14日間の服喪と半旗掲揚を発表した。国営放送では追悼・宗教音楽が流れている。

マグフリ大統領は新型コロナウイルス対策に懐疑的な姿勢を示していた。2月27日以降公の場に姿を見せておらず、新型コロナ感染説が浮上していた。

当局者らは12日、こうした見方を否定。15日には副大統領が海外のうわさに耳を傾けないよう国民に呼び掛け、インフルエンザや発熱の検査を受けるのは普通だとしていた。

副大統領は国営放送TBCで「勇気ある指導者マグフリ大統領を失ったことを、悲しみとともに発表する。死因は心疾患で、治療を受けていたダルエスサラームの病院で死去した」と述べた。

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