スペインへの外国観光客、コロナ禍前の半分に回復と期待=政府

[パルマ・デ・マヨルカ(スペイン) 22日 ロイター] – スペイン政府は22日、外国人観光客の訪問が今年、新型コロナウイルス感染流行前の半分程度まで回復する可能性があると期待していることを明らかにした。

ドイツが帰国者に対する規制を緩和し、スペインのマヨルカのビーチには休暇を楽しむドイツ人観光客が多数訪れている。

スペインは世界で2番目に多くの観光客を受け入れていたが、コロナ禍の移動規制で昨年の観光客渡航が80%減少し、1969年以来最低の1900万人となった。

マロト産業・通商・観光相は、通信社エウロパ・プレスが主催したイベントで、「おそらく理想の目標は、2019年の半分の水準を回復することだ」と述べた。

シンクタンクのフンカスの推計によると、昨年観光がスペイン経済に占めた割合は4─5%と、19年の約12%から大きく縮小した。その結果、バレアレス諸島などの地域で多くの企業が厳しい状況に置かれている。

ドイツは先週、スペインでの感染率が徐々に低下しているとしてバレアレス諸島からの帰国者に対する隔離義務を解除。数万人の観光客が訪れ、地元で複雑な反応を招いている。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]