EU、トルコとの通商関係強化へ 制裁の用意も
[ブリュッセル 23日 ロイター] – 欧州連合(EU)は23日に公表した今週開催の首脳会議のための報告書で、トルコとの通商関係の強化に向け交渉を始めるべきだとする一方で、トルコがEUの利益に反する行動を取った場合は経済制裁を科すと警告した。
経済関係強化を提案しつつ脅迫を交えた報告書は、EU加盟候補国であるトルコと、世界最大の通商圏であるEUの関係が複雑であることを映し出す。両者は、関係に隔たりがあるものの、ここにきて関係修復を図っている。
EUは報告書で、トルコが何百万人ものシリア難民を受け入れていることからトルコへの財政支援を増やすことを提案。そのほか、ビザなしのEUへの渡航や、より高いレベルでの外交交渉、関税同盟の拡大を提案した。一方、トルコが人権を尊重し、キプロス島問題や東地中海の炭化水素資源開発で柔軟性を示した場合に、こうした関係改善が進むと指摘した。
関連記事
英海軍が使用する無人水上艇に搭載されたカメラが、中国国内のIPアドレスと通信していた。カメラには中国製部品が使われていた。現時点で、機密データの流出や軍事システムへの侵入を示す証拠はない
英国海軍の無人水上艇で、搭載カメラが中国国内IPへ定期通信していたことが判明。国防省は接続を遮断し、機密流出や侵入の証拠はないとする一方、部品供給網の安全性に懸念が広がっている。
中共が南シナ海のスカボロー礁で自然保護区の新たな管理規定を施行した。米国は地域の安定を損なうとして非難。フィリピンとの海上衝突も相次ぐなか、南シナ海をめぐる緊張が高まっている。
WHOの医療物資倉庫がウクライナで攻撃を受け、破壊された。WHOは侵攻開始以来、医療施設などへの攻撃を3148件記録。テドロス事務局長は「医療は守られるべきだ」と訴えた。
ドイツで無人機が相次いで飛来。空港だけでなく軍事基地でも確認された。内相は「外国勢力による攻撃が日常化している」と警告。ロシアの関与も疑われ、ドイツで警戒が強まっている。