プーチン大統領がロシア産ワクチン接種 詳細は公表せず

[モスクワ 23日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)は23日夜、複数の国内通信社に対し、プーチン大統領がロシアで開発された新型コロナウイルスワクチンを接種したと明らかにした。

体調は良好としているが、ワクチンの種類など詳細は公表せず、写真も提供していない。

ペスコフ報道官は先に記者団に、大統領のワクチン接種について、メディアはクレムリンの発表を信じる必要があると発言。「われわれはあえて、大統領がどのワクチンを接種するかは公表しない。3種類の国産ワクチンはいずれも完全に信頼でき、有効であると強調しておく」と述べていた。

ロシア通信(RIA)が引用した23日のクレムリン発表では、「プーチン大統領は明日終日、仕事が入っている」という。

ペスコフ報道官は、大統領はワクチン接種風景の撮影を好まなかったと説明した。

ロシアの国産ワクチンで最も知られているのは「スプートニクV」だが、政府は「エピバックコロナ」と「コビバック」も緊急承認している。

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