バングラデシュ東部でイスラム過激派がヒンズー教寺院など襲撃

[コックスバザール 28日 ロイター] – バングラデシュ東部で28日、数百人のイスラム過激派がヒンズー教寺院や列車を襲撃する事件が発生した。インドのモディ首相によるバングラデシュ訪問をきっかけに、イスラム側の抗議行動がさらに強まったとみられている。

モディ氏は26日から27日までバングラデシュ独立50周年の記念式典に参列した。ただイスラム団体は、モディ氏がインド国内の少数派であるイスラム教徒を差別していると非難し、以前から訪問反対運動を展開。2月以降、こうした反対運動の一環として行われたデモの参加者が警察との衝突で少なくとも11人死亡している。

26日にはバングラデシュ首都ダッカで警察側がデモ隊に催涙ガスとゴム弾を発射し、十数人が負傷した。

警察によると、28日のイスラム過激派による列車襲撃では10人の負傷者が発生したという。

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