菅首相訪米、来月8─10日に 台湾海峡・気候変動など議論=関係筋

[東京 29日 ロイター] – 菅義偉首相の訪米について、来月8日─10日となる日程が固まった。8日に日本を出発し、9日にバイデン大統領と首脳会談を実施。10日にワシントンを離れ、日本時間11日に帰国する。主要議題は台湾海峡や日中関係、気候変動問題、サプライチェーン、新型コロナウイルス対応などとなる見通し。

複数の関係筋が明らかにした。

日米豪印4カ国が13日開いたテレビ首脳会談で、新型コロナワクチンや、重要な新興技術、気候変動の3つの分野で、それぞれ作業部会を立ち上げることで一致している。日米首脳会談でも、これらの分野の議論を進める。米国は中国の台頭を受け、半導体や電池、レアアースなど安全保障上重要な部品・部材のサプライチェーンの確保を重視しており、議論になる見通し。

首相はこれまでバイデン大統領と「日米同盟のさらなる強化につなげたい。日中関係、気候変動、コロナなどについて率直に話し合いたい」(18日)、「弾道ミサイルを含めて北朝鮮について議論したい」(25日)などとも述べている。

(竹本能文※)

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