独ビオンテック、コロナワクチン年内生産能力25億回分に拡大

[フランクフルト 30日 ロイター] – 独ビオンテックは30日、米ファイザーと共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2021年末までに生産能力を25億回分に拡大させると表明するとともに、コロナワクチンの今年の売上高が約100億ユーロ(117億ドル)に達するとの見通しを示した。

今年のコロナワクチンの生産量について、ファイザーはこれまで23億─24億回分との見通しを示していた。ビオンテックはドイツのマールブルクの新製造施設のほか、他の製造業者や供給業者とのネットワーク拡張などで増産が可能になったと説明。生産能力拡大は需要増に対応したものとし、一段の拡大に向け協議を進めていると明らかにした。

ビオンテックは受注残を踏まえるとコロナワクチンの今年の売上高は98億ユーロになるとの見通しを表明。サヒン最高経営責任者(CEO)は「コロナワクチンによる売上高を新たなワクチンや治療薬の研究と開発に投資する大きな機会が見え始めている」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
英国海軍の無人水上艇で、搭載カメラが中国国内IPへ定期通信していたことが判明。国防省は接続を遮断し、機密流出や侵入の証拠はないとする一方、部品供給網の安全性に懸念が広がっている。
中共が南シナ海のスカボロー礁で自然保護区の新たな管理規定を施行した。米国は地域の安定を損なうとして非難。フィリピンとの海上衝突も相次ぐなか、南シナ海をめぐる緊張が高まっている。
WHOの医療物資倉庫がウクライナで攻撃を受け、破壊された。WHOは侵攻開始以来、医療施設などへの攻撃を3148件記録。テドロス事務局長は「医療は守られるべきだ」と訴えた。
ドイツで無人機が相次いで飛来。空港だけでなく軍事基地でも確認された。内相は「外国勢力による攻撃が日常化している」と警告。ロシアの関与も疑われ、ドイツで警戒が強まっている。
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が9日、長崎市で開かれた。台湾の李逸洋駐日代表は、長崎市が台湾代表の座席を各国の外交使節団が座る区域の外に配置したことについて、「台湾を矮小化するものだ」と批判し、式典への出席を見送った