アジア系への暴力、バイデン米政権が対策発表

[ワシントン 30日 ロイター] – バイデン米政権は30日、国内でアジア系の人を標的にした暴力が多発していることを受け、被害者救済プログラムなどの対策を発表した。

南西部ジョージア州アトランタでは16日、銃撃事件で8人が死亡し、うち6人がアジア系の女性だった。

バイデン大統領はツイッターに「アジア系アメリカ人に対する暴力が増加する中、われわれは黙っているわけにはいかない」と述べ、「こうした攻撃は間違っており、非アメリカ的であり、止めなければならない」と強調した。

家庭内暴力や性的暴力の被害者を救済する地域プログラムを導入したり、医療分野でアジア人への偏見を無くすための作業部会を立ち上げる。新型コロナウイルスの救済基金から4950万ドルを割り当てる。

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