オランダの組閣作業が難航、議会が首相の非難決議採択

[アムステルダム 2日 ロイター] – 先月議会選が行われたオランダで組閣作業が難航している。議会は2日、ルッテ首相が組閣交渉中の発言について「真実を語っていなかった」として、首相の非難決議を採択した。

ただ首相の不信任決議案は僅差で否決され、首相が辞任に追い込まれる事態は回避された。

首相は記者団に「議会は私に重大なメッセージを送った。信頼を取り戻すため、最善を尽くす」とし「非常に深刻な問題だった。謝罪する」と述べた。

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