インドのマハラシュトラ州、5日からコロナ行動規制 感染が急拡大

[ムンバイ 4日 ロイター] – インド西部のマハラシュトラ州は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、5日から厳格な行動規制を導入すると発表した。同州だけで国内の新規感染者全体の過半を占める状態となっている。

5日夜からショッピングモールや映画館、飲食店、礼拝所を閉鎖する。週末には全面的なロックダウン(都市封鎖)を導入する。

さらに、午後8時から午前7時までは外出を禁止し、その間は生活に必要なサービスのみを提供する。

マハラシュトラ州には仕事を求めて全国から労働者が集まっており、同州の経済規模はインド全体の約16%に達している。

製造業や建設業などの事業はこれまで通り続けることが可能という。

保健省のデータによると、4日朝時点の直近24時間の感染者は国内全体で9万3249人。マハラシュトラ州は4万9447人で過去最多となった。

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