米アマゾン、労組結成反対派が優勢 9日に開票再開

[8日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムのアラバマ州物流拠点で労働組合結成の賛否を問う従業員投票の開票作業が8日に始まり、約半数の開票を終えた段階で反対派が賛成派の2倍以上となった。

投票総数3215票のうち反対が1100票で、賛成463票を上回っている。開票作業は現地時間9日午前8時30分(日本時間午後10時)に再開される。

米国第2位の民間雇用主であるアマゾンでの労組結成は、組合員の減少を反転させたい米労働運動にとっても大きな目標になっている。

ホワイトハウスも状況を注視しており、バイデン政権の労働関係チームのメンバーであるエリカ・ディンケル・スミス氏は250人超の参加者とともにビデオで開票作業を見守った。

投票を統括している独立政府機関の全米労働関係委員会(NLRB)は開票所に複数のカメラを設置している。

小売・卸売・百貨店労組(RWDSU)によると、投票率は約55%だった。

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