イスラエルが米国防長官と会談、対イランでの協調確認

[エルサレム 11日 ロイター] – イスラエルのガンツ国防相は11日、同国を訪問中のオースティン米国防長官と会談し、イランへの対応で米国との協調を確認した。また、米国がイラン核合意に復帰する場合、イスラエルの安全が守られるようくぎを刺した。

会談後、ガンツ国防相は「米国はイランだけでなくあらゆる行動における完全なパートナー」とし、「イランとのいかなる合意も世界と米国の利益を確保するよう、そしてわが国周辺地域における軍事競争を阻止しイスラエルを守るため、米国の同盟国と緊密に行動する」と述べた。

バイデン政権主要メンバーによるイスラエル訪問は今回が初めて。オースティン国防長官は、米国にとってイスラエルとの同盟は地域の安全保障の中核との認識を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。
高市早苗首相の台湾有事に関する発言を受け、日中関係の緊張が一段と高まる中、17日、台湾の頼清徳総統は中国共産党政府に対して「地域の平和と安定を乱すトラブルメーカーになるべきではない」と強く訴えた