豪で隔離ホテル内感染か、2州が調査開始 市中感染リスクも
[シドニー 22日 ロイター] – オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州と西オーストラリア州は、新型コロナウイルス対策で入国者の隔離に使用しているホテルで、別の部屋の滞在者からの感染が疑われるケースが発生したことを受け、調査を開始するとともに、ホテルの従業員や滞在者に速やかな検査と完全な自己隔離を促した。
オーストラリアは感染拡大を食い止めるため、1年以上前に市民・永住者を除き、国境を閉鎖。海外からの入国者は到着後2週間、自己負担でホテルでの隔離が必要となっている。
両州の当局者によると、それぞれの州都のホテルに滞在する人の定期検査で、同じ遺伝子配列のウイルスへの感染が判明した。現時点では両州の感染例の間には関連性はないとみられている。
関連記事
米フロリダ州は、中国共産党による浸透と脅威を防ぐことを目的として、中国国民による土地購入を禁じる法律を制定した。
オーストラリア安全情報局(ASIO)のマイク・バーゲス局長はこのほど、外国勢力によるスパイ活動や越境弾圧について警告を発した。
トヨタやホンダ、スズキなどの日本自動車メーカーが、インドで新たな生産拠点づくりを進め、中国依存からの脱却を図っている。
フランス政府は5日、ルコルニュ首相の指示により、中国発の衣料品通販サイト「SHEIN(シーイン)」のウェブサイトを一時停止する手続きを開始したと発表した。サイト上で販売されていたラブドールに児童ポルノの疑いがあるとして検察が捜査を始めたほか、武器の販売も確認されたという。
トランプ米大統領は5日、米中首脳会談の様子を語った。トランプ氏は、中共高官について「これほどまでに硬直した姿勢を見たことがない。あれほど(習を)恐れている男性たちも初めて見た」と語り、会場の笑いを誘った。