尖閣諸島の地形図公表、外交ルート通じ中国に抗議=加藤官房長官

[東京 27日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は27日、沖縄県の尖閣諸島(中国名:釣魚島)について中国政府が衛星画像などをもとに作成した地形図を公表したことを受けて「外交ルートを通じて中国側に抗議した」ことを明らかにした。地形図が公表されても「尖閣諸島が我が国固有の領土であることに変わりはない」と語った。同日午前の記者会見で述べた。

尖閣諸島は日本が実効支配し、中国も領有権を主張している。

新型コロナワクチンの接種加速に向け「大規模接種センター」を東京都内に開設する考えも述べた。防衛省を中心とする運営を念頭に置いたもので、会見に先立ち、菅義偉首相が岸信夫防衛相に立ち上げを指示した。

加藤長官によると開設日は5月24日で、3カ月程度の運営を想定している。医師資格を持つ自衛隊の医官や看護資格を有する看護官がワクチン接種に当たる。

*システムの都合で再送します。

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