「世界報道自由デー」の主旨に相反して低下する報道の自由

5月3日の「世界報道自由デー」の2週間前に当たる2021年4月中旬に「国境なき記者団(RSF)」が発表した年次報告書によると、報道の自由が世界的に低下しており2019新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックに乗じて制定された抑圧的な法律により悪化が促進されている。

国境なき記者団の2021年度「世界報道自由度ランキング」では中国が最悪レベルの国として挙げられており、3年連続で180か国中第177位に位置付けられた。 同報告書には、中国共産党(CCP)は「ネット検閲、監視、政治的宣伝活動を前例のない規模に発展させている」および「中国政府は新型コロナウイルス感染症パンデミックに乗じて、オンライン情報の検閲をさらに強化した」と記されている。

同報告書によると、以前から世界で「最も多くのジャーナリストを投獄している国」とされる中国では、報道の自由を支持する人々120人以上が拘束されているだけでなく、パンデミック関連の報道を理由に少なくとも7人のジャーナリストが逮捕されたままで、450人を超えるソーシャルメディアユーザーがウイルスに関する「虚言」を流したとして一時的に拘留された。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍は4月13日以来、イランの港湾および海上貿易の封鎖を維持しており、その一環としてこれまでに4隻の船舶に対して発砲を行っている
ロシアとウクライナは、5月9日から11日までの間にそれぞれ1千人の捕虜を解放し、停戦を遵守することに合意した
G7はレアアースおよび加工工程における中国の支配を打破する必要性で一致したが、専門家は欧米の能力再建には数年を要すると指摘している
オマーン湾の封鎖することで米国は、テヘランが毎月得ている130億ドルの収入を遮断するだけでなく、運搬できない石油を保管するスペースがなくなった段階でイランに工場閉鎖を迫り、石油産業を麻痺させることを狙っている。一方イランは…
ノルウェー警察保安局は、同国の宇宙関連情報を収集した疑いで中国籍の女性を逮捕した。現地メディアによると、ノルウェーで登記された企業が中共の情報機関の隠れみのとなり、衛星データの取得を試みていた疑いがある