朝鮮半島非核化、ボールは北朝鮮側のコートに=米国務長官

[ロンドン 3日 ロイター] – 米国のブリンケン国務長官は3日、朝鮮半島の非核化達成に向けた道筋を外交手段を通して探れるかどうかは、北朝鮮が決めることだと述べた。

ブリンケン長官は主要7カ国(G7)の外相による対面会合に出席するために英国を訪問中。

ロンドンで行った記者会見で「北朝鮮が外交的に取り組む機会をとらえるよう願っている」とし、「米国は北朝鮮が何を言うかだけでなく、実際のどのように行動するかにも留意する。取り組みを行いたいか、決めるのは北朝鮮だ」と述べた。

中国の張軍国連大使はニューヨークで記者団に対し、米国の対北朝鮮政策見直しによって、圧力ではなく対話がより重視されることを期待すると表明。

「過去に見てきたことに基づけば、われわれは外交努力が正しい方向だと信じている」とし、「双方が挑発的で対立的な行為を控えるとともに、対話を再開することでいっそうの努力を行うことを望む」と述べた。

 

*中国の国連大使の発言を追加しました。

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