香港活動家の黄氏に新たな禁錮刑、天安門事件巡る無許可集会で
[香港 6日 ロイター] – 香港の裁判所は6日、著名な民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏に対して、昨年6月4日に中国が民主化運動を弾圧した1989年の天安門事件の犠牲者を追悼する無許可の集会に参加したとして、禁錮10月を言い渡した。
香港警察は昨年、新型コロナウイルス対策を理由に天安門事件の犠牲者を追悼する集会を初めて禁止した。ただ、当日は多くの人が街頭でキャンドルを灯すなどして平和的なイベントを行った。
黄氏は昨年12月、2019年の違法な政府抗議デモを巡り禁錮13月半の実刑判決を受けて服役中。また、同年10月の無許可デモを巡っても禁錮4月を言い渡されている。
関連記事
ベネズエラ反体制派のマチャド氏が、ノーベル平和賞をトランプ大統領に捧げた真意を語り、マドゥロ政権の終焉が近いとの見解を示した
香港紙、りんご日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏が国安全法違反などの罪に問われた裁判で、香港の裁判所は12月15日、同氏に有罪判決を下した。量刑は後日、言い渡される
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで14日、大規模な銃撃事件が発生し、16人が死亡、40人が負傷した。この事件で、市民の男性が銃撃犯から銃を奪い、さらなる被害を防いだとして注目を集めている。
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。