チベットの光 (66) 所詮は小術
「見るな!見て何が面白いんだ!シャアツェのバイツォンヤンの婆さんが悪魔みたいな餓鬼を生みやがって。餓えても死なない『悪魔のミラ』とは、あいつのことだ。大方そんなことだ。いいか、おまえも気をつけろよ。あいつにつきまとわれないようにしろ。早く奴にはかまわず、さっさと畑を耕せ」。彼の父親は上を見上げず、みて見ぬふりをして言った。元来、彼は叔父の一派で、それゆえミラレパを恐れていた。彼は自分の子に警告を発しながら、一方では身を避けるようにし、彼の影のさすのを恐れていた。
「ああ!生きている生身の人間が空を飛んでいるなんて、なんて不思議なことなんだ!もし空を飛べるんだったら、僕は片足がなくなってもいいよ。ああなれたらなぁ」、子供は完全に父親の話を無視し、畑を耕さずに空中を飛行するミラレパを見つめていた。
ミラレパは戻った後に思った。私は現在自在に飛行することができるようになって、行きたい所には行けるようになった。現在では、衆生を救い、衆生に法を説く力量を得たのだ。しかし、そう思ったとき、面前に仏陀が顕れ、彼に言った。
関連記事
加齢による体調不良だと思っていた疲労や手足のしびれ、実は「ビタミンB12不足」が原因かも?細胞の発電所であるミトコンドリアの劣化を防ぎ、筋肉や神経の健康を守る重要性を解説。手遅れになる前に知っておきたい、意外な欠乏リスクと予防策を伝授します。
茶葉が過酷な製茶の工程を経てお湯と出会い、芳香を放つ姿に人生の試練と成長を重ね合わせたエッセイ。万物が語る生命の理をやさしく紐解きます
いつも急かされる毎日に疲れていませんか?遅刻や多忙の原因は、実はもっと前の「自分の選択」にあった。慌ただしい日常から脱却し、心豊かな時間を手に入れる「暮らしのペースを落とす5つのヒント」と、現実的なトレードオフの考え方をアドバイスします!
スマホ依存から抜け出すカギは「自分で目標を決めること」にあった?強制されるより自発的な制限のほうが、使用時間を1日平均49分も減らせるという最新研究が話題です。ストレスなく画面から離れ、心のゆとりを取り戻すデジタルデトックスのコツ
白露の頃は、冷たい食事だけで済ませないことが大切。おにぎり、味噌汁、オクラ小鉢で整えるコンビニ養生です