アルゼンチンでインドと南ア型変異株初確認、欧州からの帰国者

[ブエノスアイレス 10日 ロイター] – アルゼンチン保健省は10日、欧州からの帰国者3人からインド型と南アフリカ型の新型コロナウイルス変異株が初めて検出されたと確認した。

声明によると、インド型はパリから帰国した未成年2人から、南ア型はスペインから帰国した58歳の渡航者から見つかった。いずれも4月24日にブエノスアイレスの国際航空に到着し、ホテルに隔離されたという。

同省の感染症学・戦略情報担当責任者は、渡航者のゲノム配列検査を開始して以降、陽性者の50%から警戒度の高い変異株を検出していると説明した。

アルゼンチンはワクチン接種ペースが緩慢な状況で、感染第2波を受けてここ数週間に全土の移動や特定の活動に新たな規制を設けた。

同国の累計感染者は314万7740人、死者は6万7325人。

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