アングル:ガザ情勢巡る国連外交、孤立する米国に代わり中国が主導権
[ニューヨーク 19日 ロイター] – 中東のパレスチナ自治区ガザの戦闘激化を巡って、国連で米国が孤立し、中国に国際社会における指導力と信頼性を誇示する絶好の機会を与えている──。複数の外交官は、こうした見方を示した。
トランプ前米大統領の「米国第一主義」を批判し、国際協調路線の復活を打ち出したバイデン大統領にとって、就任数カ月で早くも試練が訪れた形だ。
国連安全保障理事会では過去1週間、イスラエル軍とパレスチナ武装勢力の双方に敵対的な軍事行動をやめることを求める声明案を発表しようとする動きに対し、イスラエルと強固な同盟関係にある米国が繰り返し反対。これに業を煮やした安保理議長国・中国の王毅国務委員兼外相は公然と、米国が声明発表を「妨害」していると批判した。
関連記事
アメリカとイランの戦争開始後、カタールの液化天然ガス(LNG)運搬船が5月10日、初めてホルムズ海峡を通過し、パキスタンに向かった
中共外務省は5月11日、トランプ大統領が13日から15日まで中国を訪問すると発表した。トランプ氏の訪中を前に、米中間ではエネルギー、先端技術、軍需サプライチェーンをめぐる対立が続いている
ハンタウイルスの感染者が確認されたオランダのクルーズ船「ホンディウス号」は、現地時間5月10日未明、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島沖に到着した
米軍は4月13日以来、イランの港湾および海上貿易の封鎖を維持しており、その一環としてこれまでに4隻の船舶に対して発砲を行っている
ロシアとウクライナは、5月9日から11日までの間にそれぞれ1千人の捕虜を解放し、停戦を遵守することに合意した