国連人権高等弁務官、年内の新疆訪問を望む
国連のミシェル・バチェレ人権高等弁務官はウイグル人への「深刻な人権侵害の報告」が続くなか、年内に中国新疆ウイグル自治区を訪問し、「意味のあるアクセス」の実現を望むと述べた。6月21日、ジュネーブで開催された国連人権理事会での発言だ。同氏が訪問の時期について公にしたのは、今回が初めて。
中国新疆ウイグル自治区における少数民族への弾圧について、中国に対する国際的な批判が高まっている。100万人以上が不当に拘束されているとの報告があり、米国はこの弾圧を「ジェノサイド」と呼んでいる。
国連人権高等弁務官事務所は2018年から、人権問題に関する調査のための訪問条件を中国側と交渉している。
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