「接種率全国一」中国広東省、変異株感染拡大
中国では、6月19日時点でワクチン累積接種量が10億回を超え、「集団免疫の達成に近づいている」と報じている。しかし、最も国内総生産(GDP)が高く、ワクチン接種率1位を誇る広東省では、感染拡大が深刻化している。
当局の集計データによると、5月21日に広州で最初の現地感染者が確認されて以来、6月22日現在、累計感染者数は2706人に達し、8人の死亡が確認された。また、広州ではインド型、深圳ではイギリス型の変異株が検出された。
中国疾病予防管理センターが発表したデータによると、6月21日時点で、国内には高リスク地域が1カ所、中リスク地域が12カ所あり、いずれも広東省にある。
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