大紀元時報

漢方医・胡乃文おすすめ「健康とダイエットに最適」カボチャの効能

2021年7月2日 20時11分
カボチャは胃に優しく、視力を回復させるとともに、ダイエットにも有効な食材です。(Shutterstock)
カボチャは胃に優しく、視力を回復させるとともに、ダイエットにも有効な食材です。(Shutterstock)

日本の皆様、お元気でいらっしゃいますか。私は台湾の漢方医師・胡乃文です。

今日ご紹介しますのは、日本の皆様もお好きなカボチャを、健康維持にも、ダイエットにも大活躍させる活用法です。
カボチャは栄養が豊富で味も良い、すばらしい食材ですね。そんなカボチャの食べ方については、皆様の日本にも多くの調理法があろうかと思います。今日は、漢方医である私から、ダイエットにも、胃腸の保養にも、視力の回復にも役立つとともに、胃潰瘍の予防まで視野に入れた、おいしいカボチャの食べ方をご紹介します。

カボチャの簡単調理は「電鍋で蒸す」

私のいる台湾には「電鍋」という家電製品があります。
基本的には日本の電気炊飯器と同じなのですが、普通の炊飯だけでなく、蒸し物や煮物などいろいろな料理にも応用できるという、非常に便利な調理器具です。日本でも、台湾製の輸入品が買えるそうですので、ちょっとネット検索で「電鍋」を探してみてください。
さて、その電鍋を使ってカボチャを蒸すだけで、立派な一品料理のできあがり!
調味料は不要。シンプルが最も良いとは、このことです。ラップをかけて電子レンジで加熱してもいいのですが、やはり蒸気で蒸したほうが、口当たりがしっとりして、おいしくなるように思います。昔ながらの、ガス火にかける蒸し器でも、もちろん同様にできます。
電鍋で炊飯する際に、一口大に切ったカボチャを米の上に並べて炊けば「カボチャ飯」の完成。いい香りがして、色合いも良く、蓋を開けるのが楽しみなご飯になります。
カボチャは、低カロリーなわりに満腹感を得られるだけでなく、以下の3つの効能があるためダイエットにも役立ちます。

一つは、食物繊維が豊富なので、腸の動きを活発にして排便をスムーズにします。

二つ目に、カボチャに豊富に含まれるペクチンが、砂糖を加えなくても自然な甘味を出すとともに、体が脂肪を摂り過ぎることを防いでくれます。

三つ目として、カボチャには利尿作用があるため、むくみを解消し、体内の毒素を排出するデトックスを助けます。これが「カボチャには美容効果もある」と言われる、主な理由です。

電鍋で蒸したカボチャです。色合いも良く、おいしそうですね。( potatopie / PIXTA)

眼精疲労の改善には「カボチャの豆乳」

ほとんど一日中、パソコンやスマホに向かうため、目に疲れを覚える人は、とても多いですね。
目を休めるため、仕事の合間に数分でも休憩をとったり、デスクを離れて軽い運動をするのもいいでしょう。目の疲れを軽減するための「目の周囲のツボ押し」は、私の動画でもご紹介していますので、ぜひそちらもご覧になってください。

もう一つ、ご留意いただきたいのは、食事から摂る栄養によって眼精疲労が改善できることです。そのために最適な食材が、まさにこのカボチャ。βカロティンやビタミンEを多く含むカボチャは、目の疲れを軽減し、目を守る働きがあります。

そんなカボチャの滋養を手軽に摂れるメニューを、ご紹介しましょう。「カボチャの豆乳ドリンク」と「カボチャのポタージュ」です。

まずは豆乳ドリンクから作ってみますが、カボチャは皮が硬く、日本の薄刃包丁で切るのは難しい場合があるので、手を切らないよう十分注意してください。
材料はカボチャ150g、豆乳600 cc。カボチャを一口大にカットして、電鍋に入れて蒸します。豆乳を温めておき、蒸したかぼちゃと一緒にミキサーにかけて、混合豆乳にします。砂糖を加えなくても、ほのかな甘味があり、とてもおいしいですよ。
あなたのお子さんが「お腹が空いた」と言ったら、市販の飲料ではなく、これを飲ませてください。大人の方にも、眼精疲労の改善に、きっとお役に立つと思います。
同じくお薦めなのが「カボチャのポタージュ」です。
材料は、カボチャ500g、牛乳200 cc、塩、コショウ少々です。一口大にカットしたカボチャを電鍋に入れて蒸します。カボチャをミキサーに入れ、水100 ccを加えてピューレ状に。カボチャを鍋に移し、牛乳を加えて弱火で10分煮ます。最後にコショウと塩をふって、味を調整します。

胃に優しく、胃潰瘍を予防する「カボチャと粟のお粥」

次は、胃粘膜を保護して、胃潰瘍を予防する「カボチャと粟のお粥」です。
材料は、カボチャ200g、粟(あわ)50g。カボチャは、皮が1cm角ぐらいの小さめの角切り。粟は、さっと洗って汚れを落としておきます。カボチャと粟を鍋に入れ、熱湯を加えて弱火で30分煮ます。湯の量は、お粥の濃さを見ながら加減してください。とろみが出てくると焦げやすくなるので、木べらで鍋底をよくかき混ぜてください。
いかがでしょう。日本料理のカボチャに加えて、こんなメニューもどうぞお試しください。
日本の皆様のご健康を、お祈りいたします。

 

カボチャと粟のお粥」は胃に優しく、胃粘膜を保護します。(Shutterstock)



(文・胡乃文/翻訳編集・鳥飼聡)

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