新疆ウイグル自治区ホータンにある「再教育キャンプ」、監視塔らしき建物に人影がみえる(GREG BAKER/AFP via Getty Images)

在日ウイグル人女性研究者、新疆の収容所で死亡 「中国警察の誘いで帰国」

日本から中国に帰国した29歳のウイグル人女性研究者が昨年12月、新疆ウイグル自治区の収容施設で死亡した。この事件は、ソーシャルメディアで注目を集めた。

2日付の米政府系ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、ミルフレ・エルキン(Mihriay Erkin)さんは新疆にいる両親の安全を心配し、日本での学業を中断し、2019年6月に帰国した。昨年2月に拘束され、カシュガル市近郊の収容施設に送られた。

ミルフレさんは、2013年に上海交通大学で植物バイオテクノロジーの学士号を取得。2014年に来日し、東京大学に留学。2018年には奈良先端科学技術大学院大学に入学し、バイオエンジニアリングを専攻していた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の2026年第3四半期GDP成長率は4.4%と予測され、年間目標の下限を下回る見通しだ。半導体やAIが伸びる一方、内需や不動産は低迷。IMFは資本配分の偏りが生産性の伸びを抑えていると指摘
中国で仕事をする台湾芸能人に求められる「政治的忠誠」。中国で稼ぐために、どこまで求められるのか
せっかくの大型連休、観光スポットには警察官がずらり。上海の外灘や南京路では今年も「人間の壁」が登場。少々殺伐として見える光景だが、ここまで警戒するのには理由がある
中国の大学で広がる「密告競争」。VPN、欠席、ゲーム、禁止家電、SNSでの発言まで、ライバルの弱みを大学に通報。相手が推薦から外れれば、自分にチャンスが回ってくる
中共がWHO次期事務局長選に政府高官の宋莉を擁立する計画だとロイターが報じた。米国のWHO脱退を背景に、中共による国際機関への浸透や影響力拡大、候補者の独立性をめぐる懸念が高まっている