7月13日、ブリンケン米国務長官(写真)は東南アジア諸国連合(ASEAN)各国外相とオンラインで会談し、南シナ海における中国の「違法な海洋権主張」を認めない姿勢を強調した。写真はワシントンでの代表撮影(2021年/ロイター)

米国務長官、中国の海洋権主張を非難 ASEAN外相と会談

[ハノイ 14日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の外相とオンラインで会談し、南シナ海における中国の「違法な海洋権主張」を認めない姿勢を強調した。国務省のプライス報道官が発表した。

ブリンケン氏はまた、ASEANにミャンマーでの暴力停止を求めるよう促したほか、同国で「不当に拘束された」全ての人の解放と民政復帰を訴えた。

ASEANは4月の会合でミャンマー情勢を協議し、暴力の停止や特使の派遣など5項目で合意した。

ブリンケン氏は、合意事項を履行するため、ASEANが即座に行動するよう訴えた。

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