台湾は23日、新型コロナウイルスの新規感染者が減少していることを踏まえ、来週から警戒レベルを引き下げ、規制を緩和すると発表した。一部の制限は継続する。写真はワクチンを接種した市民の様子。台北で14日撮影(2021年 ロイター/Ann Wang)

台湾、来週からコロナ規制緩和へ 感染者減少で警戒水準引き下げ

[台北 23日 ロイター] – 台湾は23日、新型コロナウイルスの新規感染者が減少していることを踏まえ、来週から警戒レベルを引き下げ、規制を緩和すると発表した。一部の制限は継続する。

台湾は5月半ば、感染者の急増を受けて集会の制限や娯楽施設の閉鎖、飲食店の営業を持ち帰りに限定するといった規制を導入した。

一部の措置は今月に入って緩和されたが、警戒レベルは今月26日までの予定で「3」に維持された。

蘇貞昌行政院長(首相)は、27日から警戒レベルを「2」に引き下げると発表した。

「域内の感染状況は徐々に落ち着き、好ましい方向に向かっている」としながらも、「市民は規制緩和後も、ようやく手に入れたこの成果を守るためあらゆる感染予防策に厳格に従うべきだ」と述べた。

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