中国、政法委元高官らが次々と取り締まりの対象に 過去法輪功迫害に関与
中国の習近平指導部は、司法や警察などを統括する政法委員会(政法委)に対して汚職取締りを強化している。共産党中央政法委が今月16日「第2回整頓会議」を開催してからの11日間、中央から省レベルの約20人の高官がそれぞれ取調べを受け、党籍剥奪、または双開(党籍剥奪及び懲戒免職)などの処分を受けた。
取り締まりの対象となったのは、党中央「610弁公室(法輪功迫害専門機関)」の副主任を務めた彭波氏、山西省元副省長で同省公安庁の元庁長だった劉新雲氏、遼寧省元副省長で同省公安庁庁長だった薛恒氏らだ。
習政権の政法委システムに対する腐敗撲滅の計画表によれば、第1回は今年前半からはじまった市・県レベルの幹部への取り締まりだ。現在進行中の第2回は8月から10月末まで続き、中央・省レベルの政法委の幹部を対象にする。最終回は来年3月の両会(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)の開催まで続く。
関連記事
北京の要衝を守る衛戍区司令官が交代したのは、張又俠拘束の直前だった。習近平が信頼できる人物を配置し、軍内部の動きを封じた可能性が指摘されている
複数のアナリストは、文民・軍双方の高官に対する一連の粛清は、習近平氏がさらなる任期確保に向けて動く中での政治的権力集中を示していると指摘している
サム・ブラウンバック元米国際宗教自由担当大使は4日、中共は信仰弾圧において「神への戦争」を仕掛けていると述べ、こうした迫害を宥和すれば世界にさらなる侵略を招くだけだと警告した。
張又俠が拘束される前、北京では異例の人事が進められていた。中共の官製メディアによると、約一年にわたり空席となっていた北京衛戍区司令員の職に、元武警上海総隊司令員の陳源が就いていたことが分かった
中国共産党(中共)当局は国内の混乱を隠すため、ポルノ投稿でSNSを氾濫させる手法によりデジタル権威主義を拡大している