8月30日、米カリフォルニア州シエラネバダ山脈北部で発生してから2週間になる山火事が接近していることから、人気のリゾートとして知られるタホ湖近くの地域では、住民や観光客らが避難した。29日撮影(2021年 ロイター/Fred Greaves)

米加州の山火事、リゾート地のタホ湖近くで住民や観光客が避難

[サウスレイクタホ(米カリフォルニア州) 30日 ロイター] – 米カリフォルニア州シエラネバダ山脈北部で発生してから2週間になる山火事(森林火災)が接近していることから、人気のリゾートとして知られるタホ湖近くの地域では30日、住民や観光客らが避難した。

サウスレイクタホ町(人口約2万2000人)とその周辺地域で避難が行われた。

今シーズンはカリフォルニア州内だけで推計170万エーカー(68万9000ヘクタール)が6800件以上の山火事で焼失しており、過去最大だった昨年の面積を上回るペースとなっている。

タホ湖近くの「カルドア」火災は今夏で被害が最悪級となっており、今月14日以降で17万7000エーカー(7万1740ヘクタール)以上が焼失。また、少なくとも472軒の住宅なども焼失しているほか、消防士と市民の5人が負傷している。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。