カナダ政府は31日、米国がアフガニスタンから退避させた難民5000人を受け入れ、再定住させる方針を明らかにした。写真はアフガンでカナダで協力した現地スタッフ。アフガンから退避し、カナダに到着した。8月24日、トロントの空港で撮影(2021年 MCpl Genevieve Lapointe/ Canadian Forces Combat Camera/Canadian Armed Forces Photo/Handout via REUTERS)

カナダ、アフガン人5000人受け入れへ 米軍が退避させた難民

[オタワ 31日 ロイター] – カナダ政府は31日、米国がアフガニスタンから退避させた難民5000人を受け入れ、再定住させる方針を明らかにした。

メンディチーノ移民相は「同盟国の退避作戦終了に伴い、われわれはまだやるべきことがあると承知している。カナダ移住を希望するアフガン人を可能な限り多く支援するため全力を尽くす」と述べた。

カナダはここ数週間でカブールから3700人を退避させ、うち2000人が過去にカナダの兵士や外交関係者に協力したアフガン人とその家族だった。

カナダはアフガン派兵を2011年に終了したが、軍の訓練担当者は14年まで滞在した。

トルドー首相は、カブールが陥落した8月15日、総選挙を9月20日に実施すると表明。反対派は、政府の退避支援が後手に回り、他国より遅れていると批判していた。

先週公表されたポストメディア/レガー・マーケティングの世論調査によると、カナダ人の54%が政府はもっと早くアフガン人救出に動くべきだったと回答した。

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