中国技術機器大手・華為技術(ファーウェイ)の研究開発拠点で作業する研究員。参考写真(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)

「帰国時に技術の持ち出しは厳禁」大学6割、留学生への注意喚起せず

日本に留学する外国人学生に安全保障に関わる技術の持ち出しを禁止するとの注意喚起を行なっていない大学は6割に上ることが、経済産業省と文部科学省の合同調査で明らかになった。経済産業省は大紀元の取材で、学内周知の徹底と意識向上を呼びかけており、違反した場合には外為法により措置が取られる可能性があると述べた。

政府は、大量破壊兵器や通常兵器の開発等に用いられる恐れがある機微な貨物や技術は、政府が輸出管理を実施し当局の許可が必須となっている。今回の調査は、理系・情報系学部を持つ大学の計327校を対象にし、320校が回答。「帰国時の注意喚起を実施している」大学は全体の39%に留まった。大学の技術漏えいのリスク意識の低さが浮き彫りになった。

320校のなかで、経済産業省が必須とする「安全保障貿易管理担当部署を設置している」大学は74%だが、これを専任部署として設置している学校は5%に留まり、多くの大学が兼務により対応している。

▶ 続きを読む
関連記事
トヨタの2026年5月の中国販売は前年同月比31.7%減と大幅減少。市場全体の落ち込みを上回り、4か月連続で減少幅が拡大。日本車全体もシェア低下が続く
米司法省が、ネビル・ロイ・シンガム氏をめぐり大陪審捜査に着手したと米メディアが報じた。中国との資金移動や左派系団体への資金提供をめぐる疑惑が焦点となっている
弁護士まで「共産党に従え」。中国で法改正案が動き出した。依頼人より「政治」を優先する仕組みが、法律に入ろうとしている
ペットを飼う余裕はない。それでも癒やしは欲しい。中国で犬や猫を時間単位でレンタルするサービスが広がっている
中国の大学が「シャオミEV」だけ入校禁止に。テスラはOK。なぜシャオミだけなのか