英、日本との防衛関係強化 正式交渉開始へ
[ロンドン 28日 ロイター] – 英国は28日、日本との防衛関係の強化に向けた正式交渉を開始すると発表した。英国はインド太平洋地域に戦略の軸足を傾けており、日本との関係強化はその一環となる。
ウォレス国防相は「より深く複雑な防衛協力プログラム」の策定に向けた地ならしのほか、日英の人材交流などについて協議する意向を表明。英国防省は、日本と交渉を進めることで、両国はルールに基づく国際秩序を重んじているとの明確なメッセージを送ることになるとの見解を示した。
英国、米国、オーストラリアは今月、インド太平洋地域における安全保障上の協力関係を構築で合意。同地域での中国の影響力拡大に対抗する。
関連記事
ポーランド憲法裁判所が共産党を違法化。東欧の脱共産化の流れが中国ネットで反響を呼び、中共批判の声が噴出。民衆の覚醒と体制転換の兆しが見える
オーストラリアが12月10日、世界初の16歳未満SNS使用禁止を実施。FacebookやTikTokなどが対象で、違反企業に最大48億円罰金。成人の77%が支持する一方、青少年の70%が反対
台湾のSNSで、大紀元や法輪功への過去の不信を改め「謝罪しよう」と呼びかける動きが広がっている。中国で新たな事実が相次ぎ浮上し、認識を変えた利用者が増えているためだ。
世界フィギュアスケート・グランプリファイナルで、米国のアリサ・リウ選手が女子シングルを制し注目を集めている。名古屋での大会で圧巻の演技を披露した一方、父が天安門事件後に米国へ亡命した元学生運動指導者であることも改めて話題となっている。
中国からカナダへ亡命し、ブリティッシュコロンビア州でカヤック事故により死亡した人物が、死亡時に中国の秘密警察のエージェントに標的にされていたと、元中国スパイの証言から明らかになった