チェコ下院総選挙 共産党、初の議席ゼロで「議会から追放」
8日、9日に行われたチェコ下院の選挙で、ボヘミア・モラビア共産党(KSCM)の得票率は3.62%にとどまり、議席獲得の基準となる5%を下回った。チェコの共産主義勢力が議会から追放されたのは、1948年以来初めてだ。
KSCMのヴォイチェフ・フィリップ党首は、選挙結果を受けて「これは大きな失敗であり、非常に失望している」と辞任した。
1948年にソ連の支援を受けて樹立したチェコスロバキア共産党の独裁体制は、1989年の東欧革命で崩壊した。
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