遼寧省で深刻な電力不足が起きている。写真は遼寧省瀋陽市にある国営自動車メーカー、華晨汽車集団の工場(Getty Images)

遼寧省、電力不足で2級のオレンジ警報 2週間で5度目

遼寧省当局は11日、深刻な電力不足が起きたとして、4段階中2番目に深刻なオレンジ警報を発令した。過去2週間で5度目となる。

遼寧省工業・情報化庁によると11日の不足分について、最大474万キロワット(kW)に達するとの見通しを示した。省全域に「第2級オレンジ警報」を出した。オレンジ警報とは10-20%の電力が不足していることを意味する。

同省は今後、6~24時まで輪番停電を行うと発表した。同省の電力不足は9月から続いている。

▶ 続きを読む
関連記事
黒タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。