国際通貨基金(IMF)は財政報告で、ワクチン接種率や歳入の伸び、借り入れ能力に差があることから、低所得国の経済成長は新型コロナウイルスのパンデミック前の予想より何年も遅れるとの見方を示した。2016年10月、ワシントンのIMF本部で撮影(2021年 ロイター/Yuri Gripas/File Photo)

低所得国、富裕国との「資金格差」で経済回復に遅れ=IMF

[ワシントン 13日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)は13日に公表した財政報告で、ワクチン接種率や歳入の伸び、借り入れ能力に差があることから、低所得国の経済成長は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の予想より何年も遅れるとの見方を示した。

世界の公的債務は、2020年に226兆ドルという記録的な水準に達した。わずか1年で27兆ドルの増加であり、世界金融危機の2年間(08─09年)の累積増加額20兆ドルをはるかに上回る。

IMFのガスパール財政局長はロイターとのインタビューで、増加分の約90%は先進国と中国によるもので、新興国や発展途上国は歳出のために金融市場にあまりアクセスできず、金利上昇の可能性に対しても脆弱であると述べた。

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