中国の電力不足、「真夜中に停電通知」EU商工会議所は対応に不満=報道
中国で活動する欧州企業を支援するビジネス団体、中国欧州連合商工会議所(European Union Chamber of Commerce in china)はこのほど、中国当局に対し、エネルギー危機を巡って「明確な情報」を求め、危機への対応を改善するよう促した。ブルームバーグが13日、伝えた。
報道によると、同商工会議所の代表は、メンバー企業の中に停電の1時間前に通知を受け取り、慌てて従業員1000人のシフトを組み直さざるを得なかった企業がある。また、真夜中に翌日の停電通知が届いた企業もあるという。
同商工会議所の担当者は、中国国内に工場を持つ欧州企業がエネルギー危機に対応できるよう「明確な情報を求める」と訴えた。同団体はまた、中国当局に対し、どの企業が減産または操業停止しなければならないかを決める方法を見直すよう要請し、「科学的で透明性のあるアプローチ」を求めていると示した。
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