航行中の米海軍空母(米国海軍)

米軍事力、二正面作戦には不十分 予算増不可欠=シンクタンク評価

米保守系シンクタンク・ヘリテージ財団は20日、年次の米軍事力評価報告書を発表した。昨年と比較して軍の能力は向上しているものの、長年の米国の戦力指標である「2つの大きな紛争を同時に継続して戦える力」には不十分だと評した。

2015年から続くヘリテージ財団の年次報告書は、米国の安全保障上の課題と軍の対処能力を評価するもの。ケイ・ジェームズ理事長は序文で、評価を通じて、米国の政策立案者が軍の現状と動向を把握し、軍に必要な資金と支援が促進されることを期待すると述べている。

財団は戦力プラットフォーム指標として、陸軍が50の旅団戦闘団を備え、海軍が400隻の戦艦と624機の攻撃機を所有し、空軍が1200機の戦闘機・地上攻撃機を構え、海兵隊が30の大隊を持つべきだとしている。これらに加え、衛星プラットフォーム、地上通信局、戦闘を支援するのに十分な人員のいる宇宙軍が必要だという。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエル軍、イラン中部のイラク(Arak)工場を攻撃したと発表
今回の攻撃はフーシ派による戦争への初の直接的な軍事行動であり、米国とイスラエルによるイラン攻撃が続く中、さらなる事態悪化の予兆となっている
トランプ米大統領は、中東がイランのテロおよび核の脅威から解放されつつあるとの認識を示し、未だ攻撃されていない3554の目標が存在すると述べた。トランプ大統領は、イランが壊滅的な打撃を受けており、そのため合意を望んでいると説明している
イラン議会議長は、米軍が地上侵攻を試みれば部隊を「火だるまにする」と警告した
米検察は26日、中国系の姉弟を起訴した。2人は、米中央軍司令部が置かれている基地に爆弾を設置した疑いがあり、事件後はいずれも中国へ逃亡した。現在、姉は米当局に逮捕された