2020年2月10日、台湾付近を通過する中国人民解放軍空軍(PLAAF)のH-6爆撃機の側面を飛行する、手前の台湾空軍F-16(中華民国国防省)

航空ファンに人気の追跡アプリ「フライトレーダー24」、中国で禁止「スパイの道具」

中国当局は10月末、飛行中の民間航空機や軍用機などの現在位置をリアルタイムで表示するスマホ用アプリ、フライトレーダー24(Flightradar24)を「スパイの道具」であるとし、国内でのダウンロードを禁止した。

中国国営中央テレビ(CCTV)は10月31日、フライトレーダー24への名指しは避けたものの、「中国の安全保障当局は2020年以降、複数の海外機関がウェブサイトやSNSプラットフォームを利用して、中国の航空ファンに対してADS-B(放送型自動従属監視)の電波を受信する設備を提供したという問題を認識している」と報じた。

ADS-Bは、航空機が衛星測位システムを使って自らの位置を特定し、航空管制官や航空機などにその位置情報を定期的に送信し、追跡を可能とする監視技術である。

▶ 続きを読む
関連記事
「受け取った賞与を返してください」。北京の病院で、支給済み賞与の返還と給与停止を求める通知が拡散。中国では「毎月給料が出る」という当たり前が揺らいでいる
「もうやってらんない」中国トップクラスの名門大学の院長による、たった一言の辞職届が話題に。辞任よりも、この本音に「自分もそう言いたい」と共感が広がった
8月5日、イスラエル駐成都総領事館は告別の書簡を発表した。ガディ・ハーパズ総領事が自身の5年間の任期満了し、イスラエル駐成都総領事館が正式に閉鎖され、約12年間の運営に幕を下ろしたことを明らかにした。
中国で話題のダイエット注射で2か月で10キロ減量した女性が、多臓器障害で緊急入院。数日前にはAIの減量プランで20キロ減量した男性も多臓器不全に。「人気」や「AI」は安全の保証ではない
中国でいま最も熱い言葉は「竹ゼミ」。 「竹ゼミ」はなぜ中国共産党を後ろ盾に持つ巨大企業・ファーウェイにとって最大の悪夢になったのか