中国で密告風潮 日本人称賛の大学教授、教壇から追放される
中国では密告の風潮が高まっている。湖南省にある湖南城市学院の哲学科教授である李剣氏は、授業中に日本人を称賛したことを学生に密告され、図書館勤務への降格異動させられた。
李氏は6日、インターネットに長文を掲載し、大学から不当な扱いを受けていることを訴えた。それによると、同氏は4月28日、建築文化概論の授業で日本の建築を紹介し、「日本人が仕事を極めている」と発言したところ、ある学生がその場で机を叩いて罵声を上げ、授業後に大学に報告したという。
同校の幹部らは、李氏の発言を「偏っている」と批判し、「すべての日本人がそうではないからだ」と主張した。7月20日、学校の人事課は李氏に図書館への異動を命じ、事実上の処分を下した。
関連記事
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。
中国石油タンカーが今週、ホルムズ海峡の入り口付近でイラン軍の攻撃を受けた。イラン戦争勃発以来初めて。中共当局は中国船と認めず、専門家からは、当局が事件の影響を抑えようとしている可能性があると指摘