米宇宙軍は13回目となる「シュリーバー机上演習」を行い、中国やロシアからの脅威に対する人工衛星の耐久性を点検している。提供写真。視察へ向かうヒックス国防副長官(左)コロラドで13日撮影(2021年 ロイター/Staff Sgt. Brittany A. Chase)

米宇宙軍が机上演習、衛星網の耐久性試す

[ピーターソン宇宙軍基地(米コロラド州) 13日 ロイター] – 米宇宙軍は13回目となる「シュリーバー机上演習」を行い、中国やロシアからの脅威に対する人工衛星の耐久性を点検している。ロシアは数週間前に自国の古い人工衛星をミサイルで破壊する実験を行ったばかりで、米当局は攻撃に強い衛星網を確立する必要性を感じている。

演習では、ミサイルを追跡する衛星を撃ち落としたり衛星通信を妨害するなど、電子戦の作戦能力に関してシミュレーションを実施。実際の衛星は使われていない。

演習は米軍が主催し、英国、カナダ、オーストラリアなどが参加。多国間の机上演習は3回目となった。ヒックス国防副長官が視察した。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾中央気象署によると、24日午後5時47分ごろ台湾東部の台東県付近でマグニチュード6.1の地震が発生した。最大震度は台東卑南で5弱。各地で震度1~4を観測し、防災警報(国家級警報)が発令された
頼清徳総統は、訪台した日本の国会議員団と会談し、サプライチェーンのリスクや経済安全保障を巡り、日台の連携を一層深める必要性を強調した。
最近、米テック大手が就労ビザ保有社員に海外渡航の自粛を呼びかけている。在外公館での審査遅延と安全保障を理由とした審査厳格化により、出国後に再入国できなくなるリスクが高まっているためだ。
米アリゾナ州フェニックスでこのほど開催された保守派集会「アメリカ・フェスト」は、米保守活動家チャーリー・カーク […]
国内ではファイヤーフォールを敷き、海外では世論戦を仕掛ける中共。では、中共のプロパガンダをいかに見分ければいいのか。習近平個人への批判は避けたり、法輪功迫害などの人権問題に沈黙する言説を流す人物は、中共の買収されているあるいは影響下にある可能性があると専門家はいう