ショウガは、胸の不快感を除き、体を温めて消化を助けます。(Shutterstock)

「冷えた体をポカポカに」冬に役立つショウガの効能

漢方医であり鍼灸師でもある私は、患者の治療に漢方薬や中国の食事療法をよく用います。

ショウガ(生姜)は料理の食材としても幅広く利用されますが、健康維持に有効な補助食品にもなり、また病気を治療する生薬としても使われます。

ショウガのもつ性質は温性です。辛みは唐辛子ほどではありませんが、ショウガを食べると、体がぽかぽかと温まることは良く知られています。

▶ 続きを読む
関連記事
「胃にやさしい」と信じてきた白がゆ。けれど体質や季節を無視すると、冷えや湿気をため込み、かえって体の土台を弱らせてしまうことがあります。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
冬の乾燥肌は外からだけでなく内側のケアが大切。脾と肺を養える、はとむぎを使ったやさしい美肌スープを紹介します。
大寒は寒さだけでなく、季節の切り替わりで「土」の気が強まる時期。冷えと湿気で弱りやすい胃腸を守るには、体を温め巡りを整える粕汁のような汁物が役立ちます。
大寒は、寒さの底で一年の気が動き始める節目。ぶり大根は肝・脾・腎を調え、気の巡りを無理なく整える一品として、年初の養生に適した料理とされる。