忙しくて怠惰な人でも、他の人と同じように運動することで体重を減らし、長生きすることができます。(Shutterstock)

スキマ時間で身体を動かし健康な身体を得る 頑張らない運動習慣のススメ

毎日10分間のランニングとスクワットをして、やっと運動とみなされますか?そうではありません。実際、運動は思ったより簡単です。忙しくて怠惰な人でも、他の人と同じように運動することで体重を減らし、長生きすることができます。

ミネソタ大学心理学研究者のヴィヴィアン・ハザード氏は、「ポピュラーサイエンス」誌に対し、「ランニングのように活動量の多い運動だけが運動とみなされると考える人もいますが、そうではありません」と語りました。最高のエクササイズは、みんなの日常生活にフィットし、楽しくできるエクササイズです。これから運動の習慣を構築するのを助ける4つの方法をご紹介しましょう。

世界保健機関(WHO)によると、成人は健康を維持するために、毎週150〜300分の中強度から高強度の運動、または75〜150分の激しい運動が必要です。つまりそれを一日分に換算すると、1日約20分のサイクリング、または1週間に3回の25分のランニングになります。

▶ 続きを読む
関連記事
痛みによる睡眠阻害は寝る前の準備で防げます。背中・首・股関節・胸など、体の緊張をほどき、夜の痛みを軽減し眠りの質を高める6つのエクササイズを紹介します。
長時間のパソコン作業で手首が重い人へ。中医学が教える“陽渓”マッサージで、気血を巡らせ手の疲れを癒す。現代の疲労に効く古典の知恵とは?
毎日100分歩くだけで、腰痛リスクが約4分の1に! 特別な運動は不要。速度より「歩く時間」がカギという最新研究の結果とは?
「空腹で運動すると脂肪が燃える」――それ、実は一部の人には危険かもしれません。専門家が語る、効果を下げないための正しい運動タイミングとは。
朝の関節や筋肉のこわばりは、冷えや疲労が原因のことも。手足の動きを逆方向に動かすことで、血流を促進し、筋肉の張りをほぐす効果が期待できます。