「20歳若く見えるかも」白髪を改善する漢方ドリンクとツボ押し

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英国の科学誌『ネイチャー』に、「2群に分けた実験用ラット(ネズミ)の片方に、大きなストレスを与えると、その群だけ白い毛が生えてくる」という記事が載っていました。
 

漢方薬膳」で白髪を改善

ストレスによって交感神経が興奮すると、ノルアドレナリンが分泌されます。
ノルアドレナリンはいわゆるストレス源で、ラットがストレスを受けた場合、大量のノルアドレナリンが分泌されて毛包内のメラノサイトを抑制し、体毛が背中から灰白色になるのです。

ヒトの場合も、ストレスは白髪の主な原因の一つとして考えられます。
年齢の割に白髪が早く生えてきた場合や、体調を整えて白髪が増えるのを抑えたい場合などは、以下にご紹介する簡単な薬膳とツボ押しが黒髪の再生に役立ちます。

1、首烏黒豆美髯粉(しゅうこくとうびぜんこ)
材料:カシュウ(何首烏)100g、黒豆600g、黒ゴマ100g、黒米100g、クルミの実100g。

これらの薬材は購入時に、漢方薬店に頼んで粉にしてもらいます。
朝食の時に、栄養粉末としてお湯で溶いて服用してください。

カシュウ(和名ツルドクダミ)は抜け毛を補い、黒髪の再生に効果があります。
黒豆は良質のタンパク源です。黒ゴマは腎臓を養い、腸を潤して便通をよくします。
黒米は体に必要な栄養を与えてくれ、さらにクルミの実が腎臓の気を補います。

この粉末を一定期間服用すると、便通の不調も改善されます。多くの高齢者は便秘に悩まされていますので、毎朝1杯飲めば、髪がもとの黒さを取り戻し、白髪の増加を抑制するとともに、排便をスムーズにすることができます。
 

黒髪を養う薬膳「首烏黒豆美髯粉」。(健康1+1/大紀元)

 

2、当帰補血湯(とうきほけつとう)
材料:黄耆(キバナオウギ)19g、当帰(トウキ)4g、クコ8g、ナツメ11g。ほかに適量の羊肉、ショウガの薄切り。

脾胃(脾臓と胃)および血気が弱い人は、当帰補血湯をお試しください。
黄耆は気を補い、当帰は血を補います。羊肉は、さらに補血の役割を果たします。羊肉に慣れない人は、豚のスペアリブや牛肉で代替できます。

当帰補血湯によって血気を補充すると、髪は十分な栄養を得ることができます。毛包が活性化されれば、髪をつくる黒い色素を増加することができます。
 

気血を補う薬膳「当帰補血湯」。(健康1+1/大紀元)

 

3.首烏黄金参湯(しゅうおうごんさんとう)
材料:カシュウ(何首烏)11g、オウセイ(黄精)19g、高麗人参の薄切り5枚、黄耆(キバナオウギ)11g、ナツメ8粒、クコ11g。ほかに豚のスペアリブ250g、ネギとショウガのスライス少々、適量の料理酒と食塩。

白髪が、頭の両側面または後頭部に多く生える場合は、肝腎(肝臓と腎臓)を補います。

カシュウの有効成分は肝臓、腎臓に入り、オウセイは腎臓に入ります。
漢方医学の書物によると、オウセイを長く服用すると、体を軽くし、寿命を延ばすことができます。簡単に言えば「老化を遅らせる」ということです。

また、高麗人参は百薬の王であり、「補益気血(気血をよく補う)」の作用を果たします。黄耆およびナツメも同様に、気を補うことがでます。
 

肝腎を養う薬膳「首烏金参湯」。(健康1+1/大紀元)

 

「5つのツボ押し」も白髪に効きます

以下に紹介する「5つのツボ」を、いつでも指圧してみてください。薬膳と同じように、白髪の改善と育毛に効果があります。

5つのツボの名称は、百会(ひゃくえ)、率谷(そっこく)、風池(ふうち)、頭維(ずい)、太衝(たいしょう)です。穴は、ツボの意味です。
 

百会穴と率谷穴。(健康1+1/大纪元)

 

風池穴と頭維穴。(健康1+1/大纪元)

 

太衝穴。(健康1+1/大纪元)

 

以上の「5つのツボ」を日頃からよく指圧すると、白髪の発生を遅らせる効果があります。

あなたが若く、まだ白髪も生えていなければ、今のうちから食事の栄養バランスに注意するとともに、このツボ押しを実行してみてください。

60歳になった時点で、あなたは同年代の人に比べて髪が黒く、もしかすると「20歳も若々しく見られる」かもしれません。

(翻訳編集・鳥飼聡)

郭大維