米豪華クルーズ船、ワクチン接種率100%でも新型コロナ集団感染
米国・サンフランシスコ港に先週入港した豪華クルーズ船で新型コロナウイルスの集団感染が発生していたことが明らかになった。運行会社は乗客と乗員全員にワクチン接種を義務付けており、搭乗時には陰性証明と接種証明書の提出を要求していた。
客船「ルビープリンセス」はパナマ運河への15日間の船旅を終え、日曜日に入港した。「他のクルーズ路線と同様、ルビー・プリンセス号も米国疾病予防管理センター(CDC)の規定に基づく接種済み客船である」と運行会社プリンセス・クルーズは日刊紙サンフランシスコクロニクルの取材に回答した。乗客と乗員のワクチン接種率は100%だったという。
プリンセス・クルーズ社によると、陽性患者は隔離され、船上の医療チームによる看護を受けている。陽性患者数と検査時期については明らかになっていないが、いずれも無症状か軽症だという。同社の声明によると、陽性患者の一部は自宅へ移送され、残りは宿泊施設で隔離と検査を受けている。
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